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浮波拠屋の朝

 

 

 

 

はではでしい雷雨と

おもてなし精神のつまりまくった差し入れのおかげで

いろんな意味でもりあがった

おかえりなさいの宴

 

 

 

宴の余韻をひきずりつつ

呑んだくれ女子若干2名

浮波拠屋にお泊りコースです

 

 

 

この浮波拠屋は

島の東側に位置しているので

晴れた朝の海と浜はとてもいい眺めになります

 

 

前夜のうちに覚悟を決めておけば

カヤックで朝陽を見に行くこともできるのです

 

 

何度か朝陽ツアーに出かけたことがありますが

これは初めて行った時の写真

 

 

 

刻々とその色を変えていく

空と海

 

 

朝陽のパワーと

それを受け止めた海面の美しさは

なんともいえず神々しい

 

 

何度か見に行きましたけど

太陽と空と海の織りなすショーは

その都度に異なる表情で迫ってきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ

この日は荒れ模様だったから

朝陽なんかすっかりあきらめ

ほどほどに呑んで語って

おやすみなさ~い

 

(-_-)zzz

 

 

 

 

さて

翌朝うっかりいつもの時刻に鳴ったアラーム

 

止めようとして

ちょっとびっくり

 

 

 

 

なんと

ロフトの小窓が

うっすら明るく染まっているではないか

( ゚Д゚)

 

 

もしや

朝陽が見れるのでは?と

ロフトのはしごをほぼずり落ちながら階下へ

 

 

むくんだ瞼に

無理くり押し込めるようにして

コンタクトをはめこむと

いざ浜辺へ♪

 

 

なんと

これ以上ないというタイミングで

朝陽が山影から顔を出すところでした

 

昨日あんなに荒れていた空も海も

うそのように凪いで穏やか

 

 

 

 

早起きのごほうびを

はいどうぞと差し出されているかのように

 

おひさまの光はまっすぐ伸びて

砂浜にも

おひさまがもうひとつ

(^'^)

 

 

わーいこれはわたしのおひさまだね♪

 

 

振り返ると

朝陽にてらされた浮波拠屋

 

これもまたイイ感じ♪

 

 

 

どんどん明るくなっていくのが

少々もったいないので

 

 おひさまにもっと近づけるかと

波止場の先まで歩いていきました

 

 

 

 

たいした近づいた感はありませんでしたけど

朝の海風は心地よく

 

波止場の先でしばしのんびり

 

 

 

 

 

 

 

それにしても

 

山に守られ

海に抱かれ

 

この集落の気配はいつ訪れても穏やかですね

 

 

 

釣った魚やイカたちが

網に入れて干されていたり…

 

砂地だけれど

いい具合に作られた畑があっちこっちに…

 

道路沿いのちょこっとした空き地にも

どなたかが種をまかれたのでしょう

 季節の花が咲いていたり…

 

夏場には

おばあちゃんたちが波止場で魚釣りをしていたり…

みなさんMY釣竿ですよ

きっとその日のおかずになるんでしょうね

 

穏やかな人々の営みの気配がそこここに感じられる

静かな山間の漁村です

 

 

 

 

 

 

しばらくぼ~っと集落を眺めていると

藤の花らしき紫色のカタマリが目に入り…

 

お散歩がてら探しに行ってみました

 

 

集会所の裏手に向かうと

どうやらこの藤ですね

 

山盛り花ざかりの藤の花

発見

 

 

そういえば

今年はどこも藤の花が満開でしたね

あっちこっち

紫色に染まっていました

 

そろそろ藤の見頃も終わりでしょうか

また来年のお楽しみです

 

 

藤の花をみつけて満足し

帰り道でまたまた朝陽に遭遇です

 

朝陽に照らされたマンホールの蓋

 

デザインはシャクナゲ?

 

「ふせ村」と記されていましたから

もう10年はここにこうしてあるのでしょうね

 

 

ぐるっとめぐって

浮波拠屋に到着すると

 

昨夜の雨に濡れそぼった蕨を発見

 

 

おかえりなさいのランナーさん

これを摘みながら走ってきたのですね~

 

 

かわいいワスレモノに

ちょっとほっこり

 

 

まだ起きてこないオトモダチは放置して

朝の海と対峙しつつの紅茶花伝タイム

 

 

この後

もちろん私はオシゴトなのだけど

朝陽にエネルギーをいただいたので

しっかり働きますとも♪

 

そんな気分になりますね

 

 

 

心のエネルギー受電完了

(^'^)

 

ゴールデンウィーク最終日のお楽しみに

全力で臨めそう

 

 

 

 

 

☆ おまけフォト ☆

 

 

 

 

卯敷集落入口の小さな棚田

 

 

 

保養センターからの下りのカーブ

それを抜けると目に飛び込んでくるのが

この棚田のある風景です

 

 

店長さんのお気に入りの卯敷の景色でもあります

 

 

 

四季折々の棚田の表情

その向こうに拡がる卯敷の海

ここまでくると

いつもわくわく感でいっぱいになりますね~

 

 

さて

この日の棚田は朝陽をあびてピッカピカでした

 

 

水も張られあとは田植えを待つばかり

 

もうすっかり初夏の気配です

 

 

 

 

 

隠岐の島のあちこちに

この花が咲き誇っております

「シャク」というのだそうですよ

 

先日

スーパーばあばに教えてもらいました

可憐な小さな小花が

このダイナミックな海岸線の景色に

よく似合うのです

 

セリの仲間?

食べられる…と確かスーパーばあばは言っていました

 

 

 

 

 

 

 

浮波拠屋前に咲いた一輪の花

ポピーかと思っていたら

なんと

実はこれって外来植物なのだそうですね

 

ケシの仲間なのだそう

見つけたら駆除をとちらしに書いてありました

 

かわいいな~と思ってたのに

残念

 

 

 

そして

その向こうには

健やかにお休みになっている方が…

(^'^)