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ようこそ西町へ♪西郷中学校さん町歩き(^'^)…総合的な学習…

 

台風の影響が懸念された10月30日

 

延期もありか!?と心配していた

西郷中学校3年生さんの西町町歩き

 

 

 

 

なんとか空模様も落ち着いて

 

予定通り決行となりました

  

(^^)/

 

 これはやっぱりカッパさまのお力でしょうかね

 

 

この町歩き

 

総合的な学習で取り組んでいる

『輝く隠岐の人々』という単元の一環です

 

事前学習では

この通りの今昔や

町づくりグループ「愛の橋商店街」の取り組みなどなど

あれこれお話させてもらいました

 

それを受け

今度は子どもたちが実際に町に出かけ

この町の魅力や課題をリサーチ

 

そして

 

ここで感じ取ったものをまとめ

この通りの活性化や町の将来のためにつなげたいことなどを

提言としてまとめ

子ども議会につなげていく

 

そういう流れ…なのだそう

(^'^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は8店舗の店主さんが

町歩きの見学に対応してくださいました

 

 

ということで

ちょこっとご紹介

 

 

 

 

「愛の橋」といえば藤原金物店さん

御崎自治会の自治会長もなさっています

 

 

自治会長さんとして

自治会の取り組みやその大切さなどを語ってくださっていました

 

お楽しみの活動から

地区の美化活動

地域の神社を守り祭りを受け継ぎつないでいくということ

 

様々な活動を行いつつ

地域をまとめていらっしゃいます

 

地域の住民Oさんも

一緒に話を聞いておられましたよ

 

 

 

お次は

いしたに食料品店さん

我らが愛の橋商店街の会長はあきさんですが

この日も配達などで多忙のため

同席できず…

 

でも

この島で40年

アツい思いをもって移動販売を続けてこられた

いしたに父さんが

その思いを子どもたちに語ってくださいました

 

 

君たちが島に戻ってきてくれたら嬉しい

 

私も同感

心から同感

 

 

 

そして

町歩き対応のプロともいうべき

毛利酒店さん

残念ながら

私が扉をあければその場の雰囲気を壊しそうで

ガラスのこちらから撮影です

 

子どもたちからいつも元気をもらうのよ

 

町歩きの子ども達が帰った後

そう話してくださいました

 

ここへの思い

島の将来

アツい思いを持っていらっしゃる毛利のお母さんです

 

 

 

隠岐の和菓子の老舗

秀月堂さん

こちらも残念ながら侵入できず

 

いつも笑顔で穏やかな秀月堂のおかあさんですが

ガラス越しに見ていても

お話の熱が伝わってくるようでした

 

私も聞いてみたかったな~…

 

 

 

 

 

木村屋パンさん

この時間は戦争のようなことになるというのに

 

それでも 

こうして見学を受けてくださいました

写真撮影の私は完全にオジャマ(;'∀')

みなさんごめんなさい

 

対応してくださった社長さんも

ヒトトキたりとも手を止めず

淡々と質問に答えておられ

 

その様子に思わずじ~~んとなりました

 

 

 

京見屋分店では

店長さんが見学対応は一手に引き受けます

(^'^)

 

 

 

某地区の小さな商店が

今も元気にそこにある背景は何か…

 

大きなお店と小さなお店

それぞれが担う役割って…

 

自分の消費行動が

地域の経済を変えていく

小さなきっかけの1つになり得るということ…

 

 

子ども達との会話を楽しみながらも

商売しながら感じてきたことを

アツく語りましたよ~

(^'^)

 

 

 

 

 

そうそう

今年は新規参入で見学に対応してくださったお店も2店舗♪

 

まずは

茶輪拠屋

いや

池田自転車店さん

 

30分の持ち時間じゃ絶対足りん

 

だそう

(^'^)

 

職人魂をフル発揮

子どもたちに思いを伝えてくださいました

 

町の小さな自転車屋さんだからこそできる

細やかな対応とサービスがある

 

納得

 

…なんと翌日お世話になることになろうとは(^^ゞ…

 

茶輪拠屋目線のブログはこちら→中学3年生訪問

 

 

明治館さん

今の時代の流れを読み

 

新しい挑戦を始めていらっしゃいます

 

SNSってすごいですね

舞台は小さな島だけれど

その対象は全国全世界に拡がります

 

明治館寫場FBページ

 

子ども達にとって

いい刺激になったはず

 

 

 

 

 

 

8人8様

 

 

それぞれの立場から

様々な視点で語られた生の声

 

 

 

子どもたちにどのように届いたのか

それは今は分かりませんが

 

今後の学びの中で

この通りで見たこと聞いたことを

15歳の柔らかな感性で捉え直し

自分たちの島の未来をどんなものにしたいのか

考えてみる機会の1つになれば嬉しいです

 

 

そして

 

 

ここで見たこと聞いたことが

どこかの誰かのお話としてではなく

「我が島のこと」として

「自分ごと」として

 

子どもたちの心の中に残ってくれたらいいな~と…

 

 

 

 

 

 

 

みなさんの姿を「盗撮」しながら

お話をちょこっとずつですが聞かせてもらいました

 

今回のみなさんのお話は

商売人歴6年半の私にとって

 もっと深く聞いてみたいお話ばかり

 

この通りの魅力は「ひと」なのだなと

今回の学習のお手伝いをさせてもらう中で

改めて思いました

 

 

 

 

ネットの普及

消費の島外流出

大型店との共存

 

車社会の今

通りが狭く駐車スペースも限られる西町は

現状としてはとっても厳しいものがありますが

各店それぞれの努力と工夫で

なんとかかんとかがんばっているのです

 

おまけに

下水道工事も始まりましたので

今後数年に渡り

この通りのどこかの通行が分断されるという現状が…

 

長い1本道でう回路が作りにくいこの通りなので

どこかが通行止めになると

通りの中程にある商店さんにとっては

本当に痛手となります

 

 

 

愛の橋の架け替えの遅れ

そのうえ

八尾川橋まで老朽化発覚による交通制限

 

 

数え上げればきりがない逆風の中

それでも

島への思いやこの通りへの思いを抱きつつ

自分の商売を丁寧にがんばっていらっしゃる

そうした先輩・仲間がまだまだたくさんいるということ

 

これはほんとうにありがたくステキなこと

 

 

愛の橋商店街のメンバーで

この通りの商店主のみなさんで

酒でも酌み交わしつつ

こんな思いを共有する場を作りたいと

しみじみ思いました

 

 

 

 

元気な地域は

やっぱり小さなお店や商店街に活気があって

健全に商売していくことができるということ

 

未来の隠岐の島を担う子供たちに

元気な地域・元気な島を引き継いでもらえるように…

 

今は我々のがんばり時ですね

 

 

ブンテンも日々試行錯誤

ああしてみたりこうしてみたり

まあたまにはね

ため息つきたくなることもありますけど

日々みなさまに刺激をもらって楽しませて頂いております

(^'^)

 

さて

楽しくぼちぼちがんばろっと