· 

春のつれづれ…いちねんせいさんと八丈島のお医者さんのこと

昨日、今日の2日間で島のすべての学校の入学式が行われました

 

昨日は春らしいいいお天気だったのに

一転、今日は冷たい雨が降りそぼる寒いさむいイチニチ

 

こんな日に雨だなんてと

神様に恨み言のひとつも言いたい気持ちになりましたけど

ご来店くださった制服姿のいちねんせいさんの誇らしげな顔は

雨なんてまったくもって「へのかっぱ」

( *´艸`)

 

 

希望に満ちあふれた

ぴっかぴかのいちねんせいさんでした

 

入学おめでとうございます

楽しい学校生活となりますように

 

 

アバレンボウくんも

サムライくんも

こんな日があったなーと…

 

 

懐かしさにしみじみしました

 

 

 

 

・・・八丈島の病院のこと・・・

 

 

昨夜FBでこんな投稿を見つけました

 

 

 

八丈島で小児科医さんを探していらっしゃるのだそう

 

なんとか思いがつながりますように。。。
情報が、然るべき人に届きますように。。。

 

 

・・・・・・・・

 

 

産科医がいなくなり
島を離れて出産をしなくてはならない時期が

隠岐にもありました

 

もう十数年も前のことになるでしょうか

たくさんの妊婦さんが

身重の体で、不安な思いで、本土に渡り出産にのぞみました

 

予定日よりもひと月ほど早く本土に渡り
家族と離れてホテルでの一人ぐらし…

 

心理的にも身体的にも金銭的にも
それはそれは大きな負担だったはず

 

 

 我が家の出産はその期間からは外れていたけれど

妊婦さんのその不安と寂しさは痛いほどに分かりました

 

 

 

それが
ドクターカトーはじめ
たくさんの方の思いと力が状況を変えていきました

この窮状をなんとかしてあげたいと

この島への赴任を決めた医師も現れました

 

そうした方々のおかげで

 再び島で出産ができるようになりました


あの時、島を思って行動を起こしてくださった方の思いと行動が

どんなに心強くありがたいものだったか

昨日のことのように思い出されます

 

 

 

 

地方地域で暮らしの利便性に差があるのはあたりまえのこと

離島暮らしをする上では

ある程度の覚悟はもちろん必要

けれど

医療と教育に「地域格差」はあってはならない

少しずつ

それは埋めていかねばと思うのです

 

みんなが、好きな場所で、安心して、暮らしたい

 

 

  医療と教育の充実は

「くらしの安心」のねっこを支えます