先週の火曜日はとてもいいお天気でした
これまでも
確かに、確実に、春が近づいている気配があったのだけど
この日の春感たるや…
お日様の日差しはまさに春だし
セーター脱いでも寒くない
生き物たちも感づいたようで
半年ぶりかな…アリンコや羽虫もお目見えです
一気に春が攻めてきた…と言いたくなる
そんな感じのイチニチでした
さて
そんな春感満載の定休日
オトモダチと一緒に金峰山へ行ってきました
・・・ 金峰山 ・・・
西郷湾間口の左右には小さな山がふたつあります
西側に愛宕山
東側に金峰山
今回登ったのはそのひとつ
金峰山
標高は198mほど
山というか
丘というか
登山道をいけば30分ほどで頂上にたどり着くそんな山です
雑木に囲まれたなだらかな登山道が頂上まで…
ゆるやかな傾斜なので
私たちのような運動不足チームでも
抵抗感なく山歩きを楽しめました
ただし
・
・
・
見晴し感はゼロ
涙
頂上には大きな鉄塔が立っているし…
木々がしげって周りの景色も枯れ木越しだし…
頂上感まるで無し
涙
結婚する前に店長さんとここに登ったことがあります
その時の記憶では
山の中腹の海を見渡せる場所に大きな岩があり
そこからは対岸の港近辺の景色がよく見渡せて
まるで展望台のようでした
せめてその岩からの眺めてみたいと
3人で藪入りし
記憶の中の大岩を探してみることに…
がさがさと立ち木をかき分けて藪に入ると
もうそこは、山道…などという生易しいものではなく
山の斜面にはりつきつつ歩くようなもの
ふかふかの腐葉土状の土に足をとられたり
腐った樹をつかんでバランスを崩したり
もはや謎の探検隊状態
笑
しまいには
ずんずんと藪に入っていく店長さんを見失ってしまい…
おーいおーーーいと叫んでも店長さんからの返事はなく
あたりはしーんと静まり返るばかり
こりゃ転げ落ちたか、こんな低い山で遭難か!?と
ちょっとひやひやしましたが
文明の利器のおかげでなんとか無事遭遇
結果…大岩探しは断念
(;'∀')
結局
山頂からの景色はおがめず…
藪いばらにはひっかかれまくり…
みんなで飲もうと店長さんが淹れていった珈琲は
なぜかリュックが飲み干しており…
でも
オトモダチが持ってきてくれていた珈琲を
3人でわけっこして飲みながら
やっぱり自然の中で体を動かすとすっきりするねという
そんな結論に達した我々
足取りも軽く下山いたしましたとさ
金峰山登山
山頂からの景色がおがめないので、今ひとつ…といった印象ですが
軽くトレッキングしたいという方にはオススメ
山道もさほどきつくなく
抵抗感なく登れます
ただし
横道にそれるとえらいことになりますけどね
(;'∀')
・・・なくしたもの・・・
お気に入りのモンベルのライトシェル
きれいな水色
軽くてくしゃくしゃっと小さくなって着心地もいい
着て行こうと探しまくるも
どこを探しても見当たらず…
出発前にテンションダウン
涙
そして
下山の途中
襟元にあるはずのスポーツグラスが無いことに気が付いて顔面蒼白
学校のお仕事を辞めた折
同僚のみなさんから贈っていただいたゼロフロントのグラス
自転車、山歩き、海遊び、
常にお供させていたお気に入りだったのに
涙
モンベルに引き続き
ダブルパンチ
さすがに後戻りして探す元気もなく…涙
金峰山で「ゼロフロント」を見つけた方
ご一報ください
<(_ _)>
・・・見つけたもの・・・
真ん中だけくっきりと残る年輪
まるで
バームクーヘンをチョコレートで分厚くコーティングしたかのような…
木の根元ににょきにょき生える細い棒
アスパラガスのような
つくしのような
よく見ると
てっぺんには赤い房状の小さな芽
もしや…これはタラなのか?
あきらかに
奥にある細い木の芽にピントが合っているのだけれど
私が「みつけたもの」はその手前
うっすらとボケてしまったふわふわの泡
何百何千というちいさな命のカタマリ
カマキリの卵です
今年初めて見つけました
初夏になったら
緑色の小さなカマキリくんたちが
ここからわんさか 出てくるのでしょう
カマキリなんて特段好きではないのだけれど
それを思うとわくわくする不思議…
笑
帰り道に立ち寄った塩浜海岸の海の色
海はもう
すっかり春の色になりました