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来間屋さんの生姜糖

 

朝起きて

部屋の空気が暖かいとホッとします

 

相変わらずエアコン故障中

"(-""-)"

 

来週にはまた寒波がやってきそうなので

それが気になるブンテンです

(゚Д゚;)

 

噂によればけっこうな寒波かも…涙??

 

 

 

 

さてさて

 

最近はまっているのがこちら

 

 

 

知る人ぞ知る

来間屋さんの生姜糖~♪

 

 

お正月の本土旅のおみやげに買ってきました

 

 

 

知る人ぞ…と書きましたけど

実はけっこう有名なんですよね

(^^ゞ

 

 

出雲松江の名だたる観光地では

必ずといっていいほどお目にかかります

 

 

元祖はこのチョコレート型

超リアルな生姜の絵が目印です

 

 

これはちょっと大きなサイズなので

おみやげに渡す相手はちょっと選ぶ感じなのだけど

 最近はいろんなタイプが登場しました

 

 

おみやげにほどよく小さなサイズが登場

 

ひと包みずつパラフィン紙に包まれていたり

抹茶風味が加えられているものがあったり

元の色に桃色を差したハート形の生姜糖が

「恋の漢方薬」風の袋に入れてあったり

 

商品開発が進み

また

出雲の生姜ブームもあって

若い方のおみやげとしても人気があるのだとか

(^^♪

 

 

原材料はお砂糖と生姜のみ!

なんという潔さ

( ゚Д゚)

 

 

 

出西地方の特産である出西生姜の

やさしく上品な香りとピリっとした辛みが

お砂糖のやわらかな甘みと見事にマッチして

シンプルながら

奥行きのある味わいです

 

口に含むと

板状の生姜糖は

しゃりっとした食感を残しつつほろりとほどけ

口いっぱいに伝統の味が拡がるのです

(^'^)

 

 

生姜効果で体もぽかぽか

のどもなめらかになりますよ~♪

 

疲れているときに

ひとかけ口に入れるだけで

元気が出てくる気もしたりして

(^'^)

 

 

この生姜糖を

代々作っていらっしゃるのは

平田の来間屋生姜糖さん

 

 

 

来間と書いて「くるま」と読みます

 

平田の木綿街道の一画にある老舗です

 

創業300年を超えるということにも驚きますが

その製法は一子相伝

代々受け継がれ今も守られているということ

 

そこにシビれます

 

 

社会人1年生

講師として初めてお勤めしたのが

平田の久多美小学校でした

そこで初めて担任させてもらったども達と

社会科見学でこの来間屋さんを訪問

生姜糖づくりを見せていただいたことがあります

 

 

原材料も潔かったのだけど

製法もまたしかり

 

炭火を炊いた古いコンロの上で

生姜汁を入れた砂糖を煮立たせ

赤銅色のチョコレート状の型に注ぎ込んで冷ます

 

それだけ

何ともシンプル

 

けれど

それだけの中に

あの生姜糖のおいしさを300年

守り続けてこられた来間屋さんのヒミツが

ぎゅぎゅっと詰まっているのです

 

炭火の上で煮立つ糖を火から下すタイミングも

つるるるる~っと糖を型に流し込むその勢いも

 

おそらく

もうそこしかないという瞬間なのでしょう

 

無駄のない動きの中に垣間見える

研ぎ澄まされた感覚

 

それはそれは見事な職人技でした

 

子どもと一緒に目を見張った記憶があります

 

 

 

そして

この来間屋の生姜糖には

我がばあちゃんの記憶も重なります

 

私が小さい頃

出雲大社の参道に並ぶ土産物の屋台には

どこをのぞいてもこの生姜糖が置いてありました

 

だからでしょうかね

 

お散歩がてら

よく出雲大社まで行く祖父母の部屋には

この生姜糖が本当によく置いてありました

 

 

箱入りだったかどうかまでは

記憶があいまいですが

あの生々しいまでの生姜の絵

あれだけは

今も当時も変わりません

 

 

 

 

お茶の時間には

ばあちゃんが生姜糖を割ってくれるんだけど

 

実を言うと…

 

幼い頃は

 生姜の辛みがちょっと苦手でしたね

(^^ゞ

 

あっちの飴の方がうまい…とかね

 

せっかくもらっておきながら

そんなイケズも言ったかも

(^^ゞ

 

でもまあばあちゃんは

そげかね~とか言いながら

にこにこと

これを割ってくれるのですけどね

 

 

 

 

 

高校卒業後実家を離れ

生姜糖を口にする機会はあまり無かった気がします

 

 

だから

見学の打ち合わせで伺った来間屋さんで

ひとかけ頂いた生姜糖を口に含んだ時

 

これこれ懐かしい♪と嬉しくなり

 

そして 

生姜糖ってこんなにおいしかったんだなと

ちょっとびっくり

 

 

大人になって

好みももちろん変わったでしょうし…

 

工房でアツく語ってくださった

来間さんの思いにヤラれたという…

 

そういうこともあったのかもしれませんね

 

 

 

 

 

そんなこんなで

 

生姜糖は私にとって

ちょっと思い出深い「おやつ」です

 

 

 

口の中で拡がる生姜糖のやさしい甘みには

にこにこといつも笑っていたばあちゃんとの

数々の思い出がほんのりと重なって

なんともいえず懐かしい気持ちになります 

 

 

 

 

来間屋さんの生姜糖

 

機会があれば

ぜひご賞味ください

(^'^)

 

 

来間屋生姜糖HP 

 

 

 

 ☆ おまけのいちまい ☆

 

 

 

再びエルエー珈琲に…

 

味わい深いこの空間

好きだな~♪