隠岐の島は地震が無いからね
(^'^)
ほんの数日前もそういってオトモダチに自慢したところだったのに
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来ましたね～…地震
しかも
震度５弱の大きな揺れでした
私が隠岐にきてもう２０年以上経過しますが
その中で地震を体感したのは数えるほどしかありません
一番大きく揺れたのは２０００年の鳥取地震の時
この時はお勤めしていた学校でお昼休みに地震発生
間近に迫った運動会めがけ
全校生徒が３か所に分かれて応援練習をしていたことが幸いし
全校児童の把握が迅速にできました
職員室の蛍光灯が外れてしまうほどの揺れだったから
皆が一緒にいたことで心強かったことと思います
そうでなかったら・・・と思うとぞっとしますね
それから
阪神淡路大震災
隠岐の島も揺れました
たしか学校の呑み会の翌朝でした
もちろん熟睡中の私
誰かがベッドを揺らしているような感覚があったのだけど
うつらうつら眠気には勝てず
目覚めてテレビを付けた時のあの衝撃
テレビの中に写しだされる映像の意味が分からぬまま
必死で何が起こったのかを探ろうとした
そんな記憶が鮮明に残っています
その２度の地震では隠岐も震度３だったと記憶しています
あとは震度１～２を
何度か感じたことがある程度です
今回の地震発生時
ちょうど正面入り口でお客様とお話していましたが
突如お店のあちこちで
耳慣れない
そして心がざわつくような大きな音が一斉に響きはじめ…
あとで考えればスマホからの地震アラームでしたが
その時はそれがいったいなんなのかピンと来ず
なになになに？と思っているうちに
異様な音とともに足元がぐらり
一旦落ち着いたかと思いましたが
その後
大きな横に揺さぶられるような揺れがやってきました
入り口横のスペースで
どうしていいかわからずただただお客様と固まっていた時
目に飛び込んできたのが
この一枚ガラス
このガラスが
なんと
ぐにゃんぐにゃんと波打っているではないか
(；ﾟДﾟ)
実際
どのくらい揺れが続いたのか分かりませんが
だいぶ揺れた気がします
お店の外に出ても
続いてやってきた余震で地面ぐらぐら
電線ゆらんゆらん
(◎_◎;)
生きた心地がしませんでしたね～
なにしろ
地震慣れしていないので…
揺れが収束し
身近な人たちの状況が把握できてきて
はたとお店の品物はどうなんだ！？と…
あれだけ揺れたのに
・
・
・
こんなギリギリのところに並んでいたグラスたちも…
そして
棚の上に仮止めしただけの状態だったカヤックやＳＵＰも…
かろうじて落下せず
!(^^)!
あれだけワレモノだらけの当店なのに
奇跡的に破損物無し
( *´艸｀)
当店で落下したもの
・
・
・
花ふきん数枚
箱
南部鉄のレタースタンド
この程度
…壊れないモノたちでよかった～涙…
あ…そういえば
一つだけありましたありました
壊れた物
棚から落ちた私物の置物
カエルクン
足首のところが曲がり
前のめりになってしまって自立不可能に…
ブリキなので
ぐにゃりと後ろにそらせてあげたら
ちゃんと元通りですけどね
(^'^)
身近な人の無事とお店の状況を確認し
２階の住居部分はどうなっているだろうと上がってみました
上の方が揺れますもんね～
(◎_◎;)
ちょっとドキドキしつつ２階へ
・
・
・
普段開いていない窓が開いていた！！
このサッシもかなり思いのに
きっと揺れによってスライドしたのですね
それから
キッチンのシンク下
重たいものを入れている引き出しのみ開いている！！
閉め忘れ？
いやいや
きっとこれも揺れの仕業でしょう
そしてそして
廊下に「落下」していた黒い物体
一瞬
なんだこれは！？とビビリましたが
すぐに正体判明
アバレンボウくんの学生服
( 一一)
地震の影響で早めの帰宅
はやる気持ちを押さえきれず
ここに脱ぎ捨てたと思われる
これは
地震のせいではない
…ゲンコツ(-_-メ)…
さてさて
我が家の長男サムライくん
このところ連日山の中での御仕事です
地震の後
やっぱり一番に気になったのが彼のこと
どうなんだろう
大丈夫なんだろうか
と
連絡しようとしていたところに
サムライくんからライン
「地震だいじょうぶ？」
そちらは大丈夫だったのかと尋ねると
なんと
気が付かなかったという…
先輩と自分の地震アラームが鳴って
地震があったことが分かったのだそう
( 一一)
屋外にいても
西町あたりはかなり揺れを感じました
山の中だと分かりにくいのでしょうかね
ちょっとびっくり
( ;∀;)
何はともあれ
落石や倒木などがあってもおかしくない山の中
何も無くてなによりでした
隠岐は地震が無い
そうした漠然とした安全神話の上に
のほほんと暮らしていましたけど
だからこその危うさがきっといっぱいあるのでしょう
津波がきたら
地震があったら
どこに逃げる
どう連絡しどう動く
防災グッズはどこに置く
いや
我が家はまず揃えるところから…
(/_;)
こうした体験をもたないと
どこかのっぺらとした実の無いものになりがちな訓練や防災対策
今こそ見直すチャンスですね
地震の後
たくさんの方から安否を気遣い連絡を頂きました
電話で
ｍａｉｌで
ＳＮＳで
あるいは直接お店を見にきてくださったり
動揺した中で
へんてこりんな対応をしてしまったケースもある気がしますが
電話で懐かしい声を聞いたり
ｍａｉｌのことばにホッとしたり
そんな中で落ち着きを取り戻していった気がします
本当にありがとうございました
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