西ノ島 鬼舞ライド 試走の巻

ぽつぽつ落ちてる雨に少々不安になり…

でも

曇りのち晴 と告げる天気予報に背中を押され…

 

行ってきました

自転車で

フェリーに乗って

 

西ノ島まで♪

フェリーの5分ほど後に出港するレインボージェット

やっぱり「高速船」ですね~(^^ゞ

あっという間にフェリーを追い抜いていきました

 

レインボージェットになってから

就航率はぐっと上がり

欠航のお知らせは聞かなくなりましたね

明日は修理のため久しぶりの欠航が決まっています

午前境港までの便のみ就航の予定だそうですよ

 

 

この日は

来月開催のチャリイベントの試走ってことで

休憩ポイントを探りつつ

スマホの電波状況を確認しつつ

あと

私みたいなへろへろ隊長も走れるかとか

 

それから

 


電動レンタサイクルの電池の持ち具合がどうかとか

<^!^>

 

とにかく

今回のテーマは「探る」って感じですかね~

(^'^)

 

 

ロードバイク

ミニベロ

クロスバイク

 

それから

 

電動レンタサイクル

その名も

「カンムリウミスズメ号」

 

この4台でいざ(^^♪

別府港を出てすぐのサイノカミの峠を超えたら

しばらくは湾沿いの平和な道のり♪


朝のあの重たい雲は

知らぬ間にどこかへ行ってしまって

最高のサイクリング日和です




こんな気持ちいいお天気なので

少々の坂道はへっちゃら♪





・ 

さわやかに言ってみたいよ ほんとに

 

結局私はへろへろです

(^-^;

 

 

 

これは「シャクノエ」


店長さんのおばあちゃんのお墓がある集落です

いつみても

穏やかで風情のある風景です



へろへろ進むロードバイクを

しゅうしゅうと追い抜く電動チャリ


少々情けないものの




楽しいから まあいいか!!





秋の空の高さと雲の美しさ

島後とは異なる海岸線の風景

時折目に入ってくるのはむき出しになった崖にくっきり浮かぶ地層

何万年もかけて作り上げられた大地のデザインに

悠久の時の流れを思います


そんなこと1つ1つを楽しみつつ

~へろへろしつつ~

 

赤尾展望台付近に到着♪

 

ここからは通天教と摩天崖につづく原っぱが一目で見渡せます

もう少し行けば展望台ですが

この日はここまでの時間を計って

 

次の目的地 鬼舞へ出発

 

ここでお弁当を食べる気まんまんだった私

一気にダウンしたテンションを振り絞りつつ乗る

 

 

 

馬の集団に行く手を阻まれたり

あとの3人は問題なく通したのに

なぜか私の時だけちょっと威嚇してみたくなったらしい

この牛どもは

ちょっとした恐怖感も味わえるアクティビティ的コースですな

(*_*)



でも





この恐怖の動物関門を抜けた先には

鬼が舞うという地名にふさわしい神々しささえ感じる大地のステージ



鬼舞です♪



男性的で勇壮な摩天崖に対し

鬼舞のイメージはどこか女性的でおだやかなイメージ


西ノ島の観光地としては摩天崖が有名ですが

ここの丘にたった時の空に近いあの感じがなんともいえない♪


西ノ島にこられたら

是非見ていただきたい場所の1つでもあります


丘の向こうに見えるのは知夫里島


島前3島は

600万年もの昔の火山活動によって生まれたカルデラです


火山活動によって隆起してできた1つの島が

新たな噴火の地殻変動によって中央部分がへこみ

そこに海水が入ることによって内海となり

3つの島が外輪山となったのだとか


そんなジオ話を実際に聞きながら

ここからの景色を眺めると

ちょっと違った視点が生まれておもしろいかも♪




いや~・・・・


この日のこの空は誰のおかげ?

雲の影がくっきり映る海にみとれつつ


パノラマサイクリング

これにて終了



本番もこんなお天気になりますように

(^'^)



※鬼舞ライドは11月3日の予定です

※環境省主催のイベントです 詳細は後日お知らせします





☆ 自転車ならではの出会い ☆



フェリーを降りてすぐの町中で

偶然みつけた『沖光』の文字




西ノ島にいらっしゃると伺っていた

刀匠沖光さんのお店でした


いつかお会いしてみたい

いつかホンモノを見てみたい

そうおもっていた沖光さん

そして沖光さんの包丁



ご高齢になられ

工房にも毎日は出られないということでしたが

この日こうして出会えたのも

きっと何かのご縁でしょう

昔ながらの工法で

松木炭にこだわって刃物づくりを守ってこられたのだとか

 

製品も認められ

名も知られ

そんな今でもなお

ご自身では刀づくりの道もその他刃物づくりの道も

極められずにいると…

 

いいものを作りたい残したいつなげたい

そういうことへの思いの強さと奥の深さを強くにじませる言葉の数々に

感銘を受けました

 

 

 

いつか

私も沖光さんの包丁を頂きに

またこの工房までやってこようと思います

 

 

 

 

 

さて

 

帰り道

もうあと1つ峠を超えれば港…というところで

店長さんがみつけた1つのおうち

 

家も庭も

どこを見ても丁寧に手入れされているそんなお宅



突然やってきた怪しい探検隊のような我々なのに

おうちの方は不審がらずに敷地をあれこれ案内してくださいました



先代からの思いの籠った家屋と庭

それから1つ1つ石を積み上げ手づくりで築いたという立派な石垣



煙が立ち上る煙突は

薪で焚くおふろの煙…


 あたりには木を燃すいい香りが立ち込めていて… 


ていねいにていねいにくらしていらっしゃるんだな~ということが

よく分かるお家の様子とお二人のことばでした

 

 

そうそう

お二人とお話している中で驚いたできごとが…

 

どこの人かね?と尋ねられ

今は西郷ですが教員をしていた父の転勤で

西ノ島に暮らしていたことがあります

そう話した店長さんの言葉が終わるなり

このお宅の奥様が

わかった!

と…


名前もまだ告げていないのに…!?

 

 

お父さんの顔の印象と店長さんの姿が重なったんでしょうね

40年ほども前の記憶と現在がリンク

名前もまちがいなく・・・

 

 

店長さんがお父さんと似ていると

そう言ってくださったそのことも

そして

40年の長い時間を経た今もなお

ずっと記憶に残るそんな先生だったんだな~ お父さんって… と

 

そのことが

心にじんと残るステキな出会いとなりました

 

 

 

どちらの出会いも自転車のあのスピード感だからこそ

得られたものなんでしょうね~





☆ おまけフォト ☆


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